グリザベラの館

Ｈ１５．５．２６　久々にＳ先生による診察

Ｈ１５．５．２６　　久々に．．．Ｓ先生による診察


　６時半に起床し体温を計ると３６．２℃でまずまずであった。痛みのほうはやはり目より他のところのほうが痛む。今日は久々にＳ先生の受診日なので、退院後の事をパソコンで編集したメモを持ってタクシーで通院した。


　早めに到着してしまったので２Ｆの受付で診断書の申請を出してから眼科へと向かった。予約時刻の１１時頃、まずはＮ先生の診察だった。抜糸後の目の具合を見るため眼底検査および患部を診るため上瞼ををひっくり返された。目の痛みは以前に比べたらマシだけど患部を触れられるとやはり痛い。先生いわく
“Ｓ先生はまだ授業だから、もう少し外で待っていてね。”


　待合でどれくらい待っていたのだろうか。目と頭と歯茎に痛みで疲れてうつむいているとロングスカートが私の視界に入った。ロングスカートの方が私の前で立ち止まり
“待った?メッセージカードありがとね！”
とやさしく私に声かけた。Ｓ先生だった。先生は心配そうな顔をしていた。多分、Ｎ先生から今までのいきさつを申し送りされていたのだろう。まずはＮ先生と同様に眼底検査と抜糸後の患部を診た。目の傷は回復に向かっているそうだ。それから眼球運動の検査をした。まだ、眼球を動かすのは痛かった。

　その後、『退院後の状態および先生への質問事項』の書いた用紙を先生に渡し答えていただいた。


先生への質問事項
　　①今回の出来は１００点満点でどれくらいですか？また、入院中日記を付けていましたが空白（麻酔がかかってさめるまで）をうめたい。オペ前→オペ→オペ後の結果のデータをいただく事はできますか？血圧は安定していましたか？

⇒今回の出来は抜糸事件は予想外だったけど、それを除けばオペは１２０％の出来よ。
麻酔科の先生に尋ねてみなければいけないので、回答は次の診察日になるけど…

⇒麻酔科からＯＫが出たのでオペ時のデータのコピーをいただけた。また、眼科のオペ前からオペのデータもいただけた。


　　②初診時、時間が経つと外に戻る人もいるとうかがいましたが、私の場合はどうなんでしょうか？静観する事しか出来ないのでしょうか？この綺麗にしていただいた目をキープする方法は何かありますか？

⇒キープする方法というか…両目で見ること！さもなければ、また戻ってしまう原因になるので…

後日、戻りが心配になり先生のアドレスへメール
⇒戻りは普通オペ後１週間に最も強くあらわれるが、その後も少しずつあらわれ落ち着くのに数年かかる。オペ後１週間に出る戻りがずっと出る訳ではないのであまり心配しないように…


　　③一度でオペ終了の方と二度以上される方の割合は？
⇒貴女は３度目だけど…一度で終わるのは一割程度…


　　④局麻で片目をオペ受けた方と私のように全麻で両目をオペ受けた方とでは、オペ前のような日常生活に戻るのに時間の差はあるものなのでしょうか？

⇒局麻の人で、軽いオペの方だと夜勤からすぐに働いてる人もいる。
局麻に比べたら全麻の方がはるかに身体に負担がかかっている訳だし、それに貴女は両目しているからね。しかも普通、局麻で２回に分けてするのを貴女は１回で両目２本ずつオペしたからね。


　それから目以外の耳・頭・の痛みや首・肩の凝っている症状は先生によれば今の目に慣れればそんな症状は無くなっていくのだそうだ。あと私があまりにも歯茎が痛いと主張するので院内の歯科口腔外科を紹介していただいた。次は２日後のＳ先生の外来担当日の水曜日に診察だ。


　眼科の診察が終わると紹介していただいた歯科口腔外科へと向かった。初めての診療科はやはり緊張するものである。退院後の歯茎の痛みについて主張したのだが、歯肉炎ではと言われてしまう。頓服として服用していたお薬の副作用かどうかはわからなかった。来週に予約を入れ診察は終わった。


　歯科口腔外科の診察が終わったから帰ろうと思ったのだが、眼科で質問し忘れた事があったのでもう一度眼科へ。Ｓ先生にもＮ先生にも右目の傷は回復しつつあると伺ったのだが、そのまま眼軟膏なのか目薬に戻してよいのか伺っていなかったのだ。どちらの先生も月曜日はもともと外来担当日ではないので外来にはいらっしゃらなかった。外来の看護師さんにＴＥＬでＮ先生とコンタクトをとっていただいた。もう眼軟膏はしなくてよいそうだ。


　タクシーで帰宅したのにすごく疲れた。体温を計ると３７．０℃だった。また微熱だ。